液体ガラス/ガラス塗料・コートシステムで建物を長寿命化し、資源を大切に使うという新たな建築の発想。

よくあるご質問 Frequently Asked Questions
液体ガラス/ガラス塗料についてよく寄せられるご質問です。
下記以外にご不明な点がございましたら、お気兼ねなく 029-851-2341 までお電話またはFAXにてお問い合わせください。

液体ガラスに関するご質問

  • 液体ガラスって何ですか?
    液体化され私達の生活領域で硬化するガラスは、報道テレビ番組でも紹介され、材質内に浸透し常温でガラスを生成させる「液体ガラス」と放送されました。この番組は、液体ガラスは木材を不燃化し、コンクリートを200年の耐久性のある材質に改質し、アスベストを無害化するという内容で紹介されました。液体ガラスはコンクリート、モルタル、木材などの浸透性のある材料に滲み込み、高硬度、耐水性、ガス遮断、耐候性、変質変色なし、汚れ防止、不燃性、耐薬品性、静電気抑制を実現する画期的な改質材です。
  • 液体ガラスとガラス塗料はどう違うのですか?
    前述のとおり、浸透性ガラスを「液体ガラス」、常温でガラス塗膜を作るコート材について「ガラス塗料」という名称を使っております。「液体ガラス」の溶剤は水、「ガラス塗料」はアルコールが基本です。
  • 液体ガラスとは水ガラスのことではありませんか?
    全く違います。似て異なるものです。
    液体ガラスはコンクリート内部に浸透し、石英ガラスを形成します。安定した石英ガラスは水に濡れても溶出することがありませんので、効果が落ちることは決してありません、水に強く、水路の改修などにも利用されています。これとは異なり水ガラス(珪酸ソーダ)はガラスのように固まったように見えても、水が掛かれば溶け出し効果がなくなります。屋外など水の掛かるところでは水ガラスは使えないわけです。液体ガラスと水ガラスは見た目は同じでも、全く違う物です。
  • 液体ガラスの施工は難しくありませんか?
    決して難しくはありません。液体からガラスに硬化する過程が解れば容易に施工できます。要領が解れば施工できます。
  • 液体ガラスは販売していますか?
    現在のところ、塗料店、ホームセンターなど一般流通では販売されていません。液体ガラス、ガラスと量の材料販売については施工協力店を通してお問い合わせください。
  • 湿気が多く出る土間コンクリートは改善できますか?
    コンクリート保護材として液体ガラスがあります。この条件で液体ガラスを塗布するとコンクリート内部の空隙を埋め、水の浸入を防ぐことが出来ます。コンクリートの防湿効果が望めます。
  • 新設の打ち放しコンクリートに液体ガラスは使えますか?
    新設の場合はコンクリート強度が上がる3週間後以降に施工するのが標準です。コンクリートが十分固まっていない場合、コンクリートが水分を含んでいるので液体ガラスはコンクリートの中に入りにくくなります。液体ガラスは表面から5~6mm浸透し硬化します。急いで施工するとそれだけ入らなくなります。施工当初は表面が濡れ色になりますが、時間の経過とともに目立たなくなります。よって見た目、形状は変わりませんが200年以上持つ高耐久のコンクリートに変貌します。
  • 劣化したコンクリートを液体ガラスで保護できますか?
    劣化したコンクリートの保護にも有効です。下地に浮きや割れがある場合、補修する必要があります。コンクリートポリマーで補修し、液体ガラスを塗布することで劣化の進行を抑えることが出来ます。さらに耐久性のあるコンクリートに改質することができます。
  • コンクリートポリマーって何ですか?
    コンクリートポリマーはモルタルを薄付けできる樹脂入りのカラーモルタルです。劣化したコンクリートの補修に液体ガラスを使う際、よく使います。液体ガラス少量使用の場合など、現場調合で色あわせも出来ますが、色むらの心配があります。その点、工場生産のコンクリートポリマーは色むらの心配がありません。
  • コンクリート屋根は液体ガラスで保護できますか?
    中性化防止の観点から有効です。雨によって効果が薄くなることはありません。凍結融解を防ぎますので、寒冷地のコンクリート保護にも有効です。
  • 石材の汚れ防止、風化防止に液体ガラスは使えますか?
    砂岩などに液体ガラスを浸透させて表層部をガラス化する方法と、大理石などにガラス塗料で石材表面にガラスの塗膜を作る方法があります。石材の種類、使用目的、求められる質感などによって使い分けます。
  • 液体ガラス・ガラス塗料は塗装以外でも使えますか?
    液体ガラス、ガラス塗料は建築、土木建造物のみに使用されているのではありません。既に半導体や絶縁材など多くの電子部品に使われております。使用することで材料の硬度、洗浄性を増すことから、医療分野、カビを嫌う農業栽培に採用されています。最近では宇宙工学にも採用され話題を集めています。このように各分野で画期的な技術革新を行っています。なお、液体ガラス・ガラス塗料にはそれぞれ特徴がありますので、施工協力店を通して相談してください。
  • 液体ガラスを塗ることで木材を難燃化できますか?
    液体ガラスを木材用に改良し十分浸透させることで難燃化します。しかも、木材の色を含め質感は変わりません。木材を難燃化するには、現場施工の場合、現場対応の難燃剤を塗布します。外部や水の掛かる場所では、さらにガラス塗料を塗布します。また、工場で液体ガラスを注入し販売しています。この場合は難燃木材として使用できます。これは液体ガラス・ガラス塗料を開発したメーカーが10年の歳月を掛けて確立した独自の技術です。施工協力店にご相談ください。
  • 液体ガラスによるアスベストの処理は実現できますか?
    液体ガラスを用いたアスベストの除去は可能です。液体ガラスによるアスベスト処理剤の購入については、施工協力店にお問い合わせください。
  • 冷凍室のコンクリート床の劣化がひどく、よい方法はありませんか?
    コンクリート劣化の原因は凍結融解と思われます。コンクリート打設後の養生期間を十分に取り、液体ガラスを塗布すればコンクリート内部への水分の浸入を制限し、凍結融解障害に対する抵抗性を発揮します。

ガラス塗料に関するご質問

  • ガラス塗料って何ですか?
    石英ガラスは自然界では2,000度の高温で溶解し、冷却に伴い硬化しガラス化します。1970年ゾルゲルの考案により、シリカゲルを1,000度以下の温度で溶解しガラスとして硬化させる技術が発達しました。これは人類にとって省エネという大きな技術革新でした。それでも1,000度近い高温を必要としました。20世紀末に人類は、液状化した石英ガラスを私達の生活している領域の温度で作れるようになったのです。これは高レベル無機化学の画期的な技術です。
    このようなガラス膜生成の中で、ガラス塗料は一般の塗料と違い有機溶剤を使用していませんので、環境と人に優しい塗膜型塗料でもあります。また、「ガラス塗料」という言葉はテレビ・マスコミ報道で使われてから、一般的に使われるようになりました。
  • ガラス塗料の用途は何ですか?
    コンクリート、モルタル、スレート、金属、木材などに塗布することによりガラスの持つ特性がそのまま発揮され、長期耐候性、不燃性、耐水性、対汚染性を実現します。
  • ガラス塗料の施工は難しくありませんか?
    決して難しくはありません。ただ、ガラス塗料は今までの有機塗料とまったく性質が異なるため、それを理解しないで施工すると失敗します。ガラス塗料の性質を理解できれば施工は決して難しいものではありません。
  • 液体ガラスは販売していますか?
    ガラス塗料が一般流通で販売されていないのは、今までの有機塗料と全く性質が違うため、その性質を理解しないで施工されると失敗される例が多かったからです。通常はガラス塗料の製造メーカーが責任施工しておりますが、ガラス塗料の施工については施工協力店を通してお問い合わせください。
  • ガラス塗料の施工日数はどのくらいですか?
    ガラス塗料は、通常1回塗です。プライマーを使い2回塗する場合もあります。ガラス塗料自体の標準硬化は、丸一日程度掛かります、完全硬化は6日間ぐらいです。一日経てば使用することは出来ますが、完全に固まるまでは傷を付けないなどの注意が必要です。
  • ガラス塗料の耐久性はどの位ですか?
    塗膜自体は石英ガラスと同じ材質ですから、紫外線に対する耐候性は半永久的というデータがあります。しかし塗膜面の耐久性は使用環境、下地の素材、使用条件などによって変わります。ガラス塗装面は一般の有機系塗料と比べ、2~3倍と言われています。
  • ガラスの塗膜は割れませんか?
    素材に密着しホーロー状に施工されていれば割れません。ガラスの塗膜は曲げやたわみにはある程度追随性をもっていますが、伸びには追随できません。伸縮性のあるやわらかい素材に塗布すると、塗膜表面にヒビが入ります。この欠点を克服し密着させるため、素材にあわせた様々なプライマー(緩衝材)が開発されています。
  • ガラスの塗膜は滑りませんか?
    ガラスの塗膜は見た目は氷のような光沢なため滑りやすい印象を受けますが、物性を見ると磨耗係数が高く、乾いた状態では滑りにくくなります。水や油などの液体が間にあると滑り易くなるのは、他の塗材でも同じです。
    滑るという現象は水や油がミクロのコロの役目をする場合に起きます。タイルや石材の床の汚れ防止にガラス塗料を使用する場合、表面の状態をよく調査し必要に応じて下処理し、施工条件を確認して塗装表面を粗くするなどのコーティング施工をしています。
  • ガラス塗料は高価ではありませんか?
    塗料自体の価格は有機塗料に比べるとやや高めですが、耐用年数や機能を考えると安価と言えます。費用対効果は他の有機塗料に比べると比較にならないほどです。詳しくは施工協力店を通してお問い合わせください。
  • ガラスの塗膜に傷が付きますか?
    ガラスの塗膜は非常に硬く傷が付きにくいです。塗装の硬さは鉛筆引っかき強度で表されます。ガラス塗料の硬さは9Hぐらいです。
    有機塗料と比べると遥かに傷が付きにくいと言えます。
  • ガラスの塗料は汚れが付きにくいのですか?
    このガラスの塗膜は光触媒と同様な自浄作用があり、ガラス塗膜の表面が汚れても雨水などで洗い流されます。しつこい汚れが付いても洗剤で簡単に洗えます。また有機塗料のように汚れが素材と一体化する同着という現象が起きないため、ガラス塗膜に汚れが染み込むことはありません。ガラス塗膜に付いた汚れは簡単に落とすことができ、しかも強い耐久性を持っています。
  • ガラス塗料は環境に優しいという話は本当ですか?
    塗料には溶剤、つまり薄め液が入っています。現状、当たり前に使われているペンキなど有機系塗料の薄め液は、有機溶剤です。どんな有機溶剤も毒性があり、有機塗料を使うことは毒ガスを発生させているようなものです。
    ガラス塗料の薄め液はアルコールです。したがって環境に対する影響は有機系塗料に比べると極めて少ないと言えます。
  • ガラス塗料はシックハウス対策に使えますか?
    これまでの塗料はほとんどがシンナーに代表される有機溶剤を使っています。この有機溶剤は健康面、環境問題を考えるとまったく勧められません。また有機溶剤はシックハウスも引き起こします。現在、シックハウスになってしまった現場の対策にはガラス塗料を塗布し、有害化学物質を封じ込めてしまう方法があります。
  • ガラスの塗膜にカビは生えませんか?
    カビをはじめ微生物は有機物を分解し繁殖します。よって、ペンキをはじめ有機塗料はカビが生えます。ガラス塗料は完全無機ですから微生物が食べることはできません。したがって、ガラス膜に有機系の汚れがたまり、カビや微生物の繁殖の条件が揃わなければカビは生えません。要はきれいに掃除していれば良いのです。汚れは簡単に落とせます。
  • 高温になる場所にもガラス塗料は使えますか?
    高温な場所にガラス塗料は最適です。汎用タイプで耐熱温度は約600°Cです。ガラス塗料の中には1,700°Cに耐えられるものもあります。
  • ガラス塗料を塗布して色が変わることはありませんか?
    変色には塗布直後の変色と紫外線などによる変色があります。素材によってはガラス塗料を塗布すると浸透して色が濃くなる場合があります。紫外線で石英ガラスの塗膜は劣化しませんので素材の劣化をかなり抑えることができます。ガラスの塗膜が紫外線を全て遮断するわけではありませんから、素材の色については経年変化はします。
  • 紙にガラス塗料を塗ることができますか?
    塗ることができます。和紙などに透明なガラス塗料を塗ると透けて見えるようになります。また、防水、不燃性も併せ持つため、和風の照明のカバーなどに利用されています。
  • ガラス塗料は有機塗料の上に塗布することは出来ますか?
    有機塗料にも長所があります。ガラス塗料で有機塗料の弱点を補えばより有効です。ガラス塗料を有機塗料の上に塗る場合は、専用のプライマーが必要です。
  • タイル目地の汚れ対策によい方法はありませんか?
    ガラス塗料をお勧めします。カビの原因は油や垢などの有機物です。ガラス塗料を塗布すると、目地への有機物の浸入が阻止され、仮にカビが生えても濡れ雑巾で簡単に拭き取れます。
  • トイレの悪臭がひどく良い方法はありませんか?
    トイレは汚れと悪臭、タイル目地や基材に染み込んだ尿などが腐敗し悪臭の原因となります。そこで目地ごとガラス塗料でコーティングすれば悪臭対策となります。
  • 落書き防止にガラス塗料は有効ですか?
    ガラス塗料を施工することで素材の上にホーロー状のガラスの塗膜が作られ、ペンキなどの有機塗料で落書きされても簡単に落とすことが出来ます。シンナーで繰り返し拭いても耐薬品性が強く、塗膜が犯されることがありません。有機系の落書き防止塗料とは格段の性能差があります。